Tineas・Mycoses
水虫・真菌症とは
水虫をはじめとして、カビ(真菌)が原因となる疾患はいくつかあります。
- 白癬
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発症する部位により、水虫(足など)、いんきん(陰部)、たむし(体)といわれます。いずれも白癬菌というカビが皮膚や爪に入り込んで発症します。
- カンジダ
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陰部や指間のただれの原因や、口の中の白苔や違和感の原因になることもあります。
- 癜風(でんぷう)
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マラセチアというカビによる感染症です。胸や背中に淡い褐色のまだらや白いまだらができます。汗をかく時期に発症したり、体を接触するスポーツで感染したりします。
検査
顕微鏡や培養検査にてカビの診断を行います。
治療
- カビを殺す外用薬や内服薬で治療を行います。
- 爪水虫に対しては、爪に直接浸透する外用薬(クレナフィン®、ルコナック®)をはじめ、外用では治りにくいタイプに対して12週間飲みきりで効果が1年間持続する内服薬(ネイリン®)による治療も行っています。